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2014 水野編

リフレッシュ休暇レポート

水野編 2015.4.16~4.20 京都府 丹波半島~広島へ

“厳島神社と出雲大社をめぐるスピリチュアルな旅”

4月16日(水)

愛知県  自宅8:30 出発       

 京都府 宮津市  天橋立・元伊勢籠神社

               伊根町  舟屋の里

               京丹後市  久美浜 潮音の宿 涛平

4月17 日(木)

兵庫県   城崎温泉 

鳥取県 鳥取市  鳥取砂丘

 島根県 安来市   安来苑

4月18日(金)

島根県 松江市  明々庵・松江城

鳥取県 境港市  水木しげるロード

島根県 出雲市  出雲大社

広島県 神石高原町  神石高原ホテル

4月19日(土)

広島県 甘日市  宮島 厳島神社

     広島市  原爆ドーム・平和記念公園

4月20日(日)

愛知県  深夜2:00 帰宅 クルマで 1,500kmの弾丸ツアーの道のりでした。

1日目

■ 天橋立 (京都府)

智恵を授かる文殊さまの『智恩寺』(808年創建)から始まる、 湾の遊歩道が智恵の輪リングで続く道は気持ちいい道のりでした。 防風林に囲まれて西側岸は白い浜辺と綺麗な海で、 日本三景で海水浴場があるのにはびっくりしました。

■ 元伊勢 籠神社

天照大神、豊受大神を伊勢に祀る前に ここに祀っていたため、元伊勢主祭神の彦火明命が、籠船に 乗って海神の宮に行ったという故事から社名となった 「元伊勢 籠神社」を訪れました。 82代にわたり直系で世襲されてきた宮司が社を守っていること でも知られているそうです。 天と地を結ぶ梯子に例えたれる「天橋立」の参道から続く社は、 自然の壮大なロマンを感じました。 「狛犬」「 五色の座玉すえたま」を見るのを忘れた・・・。
 

■ 伊根町 舟屋の里

船揚げ場と住居が一体となった珍しい「舟屋」が海沿いに並ぶ、 丹波半島の素朴な猟師町郷愁あふれる風景を散策しました。 高台の「道の駅 舟屋の里 伊根」からの眺めは、 曇りがちな日差しがふりそそぐ春、桜も咲き誇り一段と ノスタルジックな風景が広がっていました。 NHK朝ドラ「ええにょぼ」の舞台だったと記念碑もあり。 今や私も朝ドラファンです。

■ お食事処 兵四楼 ランチ

一年を通して豊かな漁場は毎朝さまざまな魚がとれ、 漁港ならではの地魚料理を味わいました。 とれピチ魚介が具たくさんな「海鮮丼」と「刺身定食」を注文、 日本三大ブリ漁港の伊根ブリは新鮮で油っぽくなく、おいしく 頂けました。てんぷら物がメニューから消されて、店内は アキバ系音楽が流れており雰囲気合わず残念・・・。

■宿『潮音お宿』 (京都府)

日本海一望の露天付き客室で春の潮音会席を楽しみました。 「全室露天風呂付で夕食は部屋食」これが宿を決めたポイントです。 といいながら、部屋に付いている露天風呂は小さいので結局大浴場に入っていました。 楽しみしていた夕食は舟盛りに蟹、ステーキ。朝食は鮮やかで色とりどりな 小鉢が並び視覚からも楽しめました。海の幸は大満足でした。 一番よかったのは、何と宿自体が私ども1組で貸切でした。 宿の南側に約6mにおよぶロングビーチが広がり、散策は気持ちが 良かったです。

2日目

■ 城崎温泉 (兵庫県)

1400年前にコウノトリが傷をいやしたことから発見され、 のちに道智上人が開かれたと言われている歴史ある湯治場です。 浴衣姿の外人さんが外湯めぐりしているのが 姿もサマになっていました。 「まんだら湯」からの 桜並木も満開、 「一の湯」 (温泉医学の祖、香川修徳が 「天下一の湯」 )そばの足場からの眺めは 浴衣姿で7つの外湯めぐりと柳の木が並ぶ川沿いの風景は 情緒満載でした。 ■ 但馬海岸海岸線のドライブ 山陰海岸の地質遺跡を保護する活動が認められて、2010年 に世界ジオパークネットワーク加盟認定された日本海が 幾度もなく目に飛び込んできて長距離運転を忘れさてくれほど ダイナミックな景観で澄んだ海色。時間もないのにクルマを止めて 眺めてしまいました。 数多くの白い浜辺の海水浴場は夏に遊びに来たいと思いました。

■ 鳥取砂丘 (鳥取県)

鳥取を代表する観光スポット、見渡す限りのサンドビュー、 起伏に富んだ独特な風景が印象的でした。 入口の階段を登ると、テレビで見た広大な風景が 飛び込んできます。奥さんはヒールでしたが、 躊躇することなく頂上を目指してGO! 高低差約47mの 「馬の背」をなんとか登り切りました。 頂上の眺めは絶景と達成感がありました。 しかし、帰り道を見渡した途端に疲れが倍増しましたが・・・。 砂丘歩きの後は、足洗い場で休憩。お土産屋さんに入ったら 長靴のレンタルがありガッカリ。良く見てから行動しなければと。

■ 浦富海岸~白兎海岸~島根県安来の宿 (鳥取県~島根県)

昼ご飯は、時間の関係上でイオンのマックですまし 食料の買出しもすませて、海岸線をドライブ。浦富海岸はカヌー や遊覧船の海上から楽しむのが一般的ですが、道路岸から 岩と白浜青松のコントラストの眺めを楽しみました。 大国主大神と白兎の銅像(白兎神社)を横目に 通りすぎ、休憩で偶然止まった道の駅の裏側に名探偵コナン 青山剛昌博物権があり、奥さんがコナンファンなので思わず 記念撮影。青山氏の父親が作成した阿笠博士のフォルクスワーゲンも 展示されており、なにかしら得した気分になりました。

■ 宿 安来苑 (島根県)

今日の宿は、インターネットで当日予約。ノープランも時には・・・。 源泉掛け流しで貸切露天風呂が24時間入浴できるリーズナブルな民宿ということで 決めました。 宿の玄関先には「歓迎 水野様」 の札。またまた私ども1組のみので「宿貸切」でした。 その昔、白鷺がこの湯で脚の傷を癒した伝説の残るかけ流しの温泉。 近所の方も銭湯として入浴しにきてましたので、効能はバツグンによさそう! 温度も適温で気持ちが良かったです。 この地は、昔はテレビでよく見たお座敷芸で有名な 「どじょうすくい」安来節の ご当地、宿の前にも身長ぐらい大きな“ひょっとこ”のお面が愛嬌があり(笑)。

3日目

■ 明々庵(めいめいあん) (島根県)

不昧公(ふまいこう)7代藩主・松平治郷が広めた茶の湯の 文化が残される松江で一服したく、朝一に「明々庵」に行きました。 安永8年(1779年)建造で、不昧公の筆による「明々庵」の額 が残る。他の客がいない為、丁寧な説明もきけて茶室の 「おもてなし」が学べました。敷地内の百草亭で千菓子と 抹茶とキレイな庭園を楽しみました。

■ 松江城

松江は島根県の県庁所在地ですが、都心・穴道湖・松江城と 城下町の融合が整っている町並みが美しく心地よかったです。 お城のまわりは堀川めぐりの船着場と船頭さんも。江戸風情が味わいながら 城山公園を散策しました。
 

■ 水木しげるロード (島取県)

ゲゲゲの女房で一段と有名になった水木しげるロードに向かう途中では、 島根県松江市から鳥取県境港町を結ぶ江島大橋、ダイハツのCMで有名 となった「ベタ踏み坂」をスズキの軽自動車で頂点44.7mまで問題なクリアして 無事に到着。埠頭の駐車して歩いていくと、昔ながらの「ゲゲゲの鬼太郎」 テーマソングが耳に飛び込んできて懐かしい! 商店街には妖怪のブロンズ像が幾つもあり、鬼太郎とねずみ男を探して、 “妖怪神社” も神社めぐりの旅に登録。


■ 日吉津町 山芳亭 ランチ

ランチはマグロと蟹が食べたいと思いネットで検索。 境港は海鮮めしが有名ですが、本まぐろの水揚げ時期がまだなので、 港から離れましたが日吉津町の境港仲買直営店の新鮮市場内にある 「山芳亭」にて紅ズワイ蟹丼とマグロ丼を味わいました。マグロ丼は 静岡の清水の方がいいかなと思いましたが、蟹丼は山盛りで 食べても食べてもカニカニ・・・、蟹味噌もついて大満足。 本当に美味しく「ごちそうさま」。
 

■ 出雲大社 (島根県)

今回の旅行の最大目的の1つである「出雲大社」に到着。 しかし神楽殿側の駐車場からいきなり本殿に着いてしまったので、 松の参道を逆戻り。表参道の “名物のぜんざい” とコーヒーを味わい “一息” ・・・さてと。 「勢溜の大鳥居」(正門鳥居)から再スタート、祓社・松の参道の端を通り、 御慈愛の御神像(イナバのシロウサギ )・ムズビの御神像では同じポーズで 御本殿に向いパワーをもらいました。手水舎で清め銅鳥居をくぐり、 御仮殿・八足門と氏社で拝礼「拝を二回、拍手を四回、最後に一拝」。 神楽殿で日本最大級の注連縄を崇め、ちょうど結婚式の記念撮影、 観光客からも「おめでとう」との祝福の声が飛び交い、さすが縁むずびの神、 幸せもお裾分けしてもらいハッピーな気持ちになりました。 「古事記」「 国譲り神話」 が起源という出雲大社のスピリチュアル な「気」をいただきました。

■ 神石高原ホテル

  最終日まえの宿 (広島県) 標高600mの豊かな自然に恵まれた人口1万人の静かな町は遥かに連なる 山並みと静かに流れる雲はゆったりした時を感じさせてくれるリゾートホテルでした。 敷地内には1万坪の日本庭園があり朝食後に散策、しだれ桜も満開で思わず 写真にとっていました。今回は一泊2食付3,300×2名でしたが、ディナーは 本格的なコース料理で、モーニングは地元石神高原の新鮮な野菜を使った バイキングでカーデンレストランの眺めが最高でした。部屋は40㎡で広々、 シックな内装は高級感を味わえました。部屋のバスも大きかったのですが、 大浴場で庭を眺めサウナも入りゆったりしました。

4日目

■ 宮島 厳島神社

「海に浮かぶ大鳥居と厳島神社が見たい~」この奥さんの一言が今回の旅行の 発端でした。昼時の満潮時にあわせてホテルを出発。 到着したものの土曜日で人出が多く駐車場は渋滞。偶然、近隣の方の呼び込みで お値打ちに屋根付きガレージに止められラッキー。熱い日差しも遮れました。 いざフェリーで宮島に向い、徐々に海に浮かぶ大鳥居が見えてきて感激しながら 桟橋を降りました。 散策がスタートすると神の使いの鹿が出迎えてくれ、海辺沿いを歩いていくと 朱色の厳島神社が姿をあらわれました。お清めして進むと、興味のあった 鏡池が現れて感激しました。ここから水が沸きでて海水と交わることが尊く、 この場所に創建したと聞きました。先端の灯篭から大鳥居との記念撮影は順番待ちに 並んで記念撮影しました。優雅な舞楽に使用される高舞台・平舞台からみる 豊国神社と五重塔も見ごたえがあり、全てが絵になる風景はさすが創建1400年、 武将たちが崇めた気持ちが理解できます。


■ 宮島 牡蠣屋 ランチ

ランチはプリプリの宮島名物のカキを味わいたく、40年以上カキを焼き続ける職人が 開いたカキ専門店にしました。びっくりしのたは店内も店員もおしゃれで1F~2Fまで あるセラーにはワインなどが2500本ストックされていて大人がお酒でカキを楽しめるお店 でした。雰囲気でおいしさも倍増、かきめし(牡蠣の煮汁で炊いた炊き込み御飯)と かきフライ定食(牡蠣入赤出付きで自家製タルタルソース、ケチャップを付き)で 満喫しました。


■ 宮島 藤い屋本店 ティタイム

奥さんの後輩(広島出身)からのお勧めで、中庭のある店内で出来立ての “もみじまんじゅう” でお茶しました。フワフワでアツアツ、すごくおいしくてびっくり、 味が違います!
 

■原爆ドーム・平和記念公園・広島平和資料館

川と緑に囲まれた美しい公園は憩いの場所として、白いパラソルのオープン イタリアンカフェもオシャレ!原爆ドームとリバーサイドそして街を行き交う路面電車、 どこかのどかでゆっくりとした時間が流れていました。しかし、広島平和記念資料館は 海外旅行者も多く、原爆の悲惨さを、改めて思い知りました。そして広島がここまで 復興したことがとても感慨深かったです。学生時代に行くべき施設であり、日本人で あればしっかりと見て、二度と戦争を起してはならないことを心に刻んでほしいです。


■ 胡桃屋

最後の夕食は、ベタに “広島焼き” を食べにいきました。県庁近くには有名店が いっぱいありましたが、これも奥さんの後輩からのお勧めで『胡桃屋』で “肉玉そば” を鉄板で食べました。生地は薄目で千切りキャベツがフワフワで甘みと旨味があり 小食の奥さんでもかなり食べていました。かつお節・海苔・ネギのトッピングがあり 色々な味が楽しめました。そして定番の “オタフクお好み焼きソース” もあり、 なんとなく感激です。平和を感じながら「ごちそうさまです」。


■ 自宅へ (愛知県)

体調の状況しだいで姫路宿泊も考えていましたが、やはり帰宅することに。 ほぼ高速道路 “山陽~中国~名神~新名神~湾岸” の走行で6時間、 20日(日)深夜2時前、無事に自宅到着。お疲れ様でした。自分。
温泉宿には宿泊はよくいくのですが、ひさしぶりに夫婦そろっての観光を 楽しめました。機会を頂ければ次回は東北に旅立ちたいと思います。